アーティスト作品とのコラボレーションで、
展覧会のテーマから発想されたあかり。
会場に入ってまず目につくのが山元勝仁氏による「INNER SIGHT インナーサイト」という作品。色鉛筆でさまざまな色やかたちを描いた紙を切り取り、何層にも立体的に重ねたもので、株式会社三宅デザイン事務所が制作しためがねとともに、カラフルでリリカルな世界が繰り広げられました。これは、作者の心の中で繰り返される思考や変化していく感情を表現したもので、紙の専門商社株式会社竹尾、ディスプレイの株式会社ジールアソシエイツ、デザインマネジメントの株式会社アッシュ・ア・ドゥとともに、マックスレイがコラボレーションしました。柱周りから作品を照らす光は、「人の目」を思い起こさせるフォルムのユニバーサルを使用。また、花をかたどった作品の中に仕込まれた光は、ミラーボール球を使った特注器具で、これも「目」を連想させるあかりになっています。作品の色や立体感を映し出しながら、展覧会のテーマを表現するライティングデザインと言えます。
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| 花の中から光るミラーボール球を使った特注器具 |
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柱周りから作品を照らす「人の目」を思わせるユニバーサルライト |
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山元勝仁氏と企業5社による「INNER SIGHT インナーサイト」の展示 |
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会場全体のストーリーを
照明が決定的に運命づける。
日比野克彦氏が「照明は、わがままでは出来ない。ちゃんと分かって、みんなの意見を聞いてから、次へ進んでいかなければならないもの」と語るように、会場の照明デザインを手がけたマックスレイは、日比野氏をはじめとするディレクターや出展者など、多くの人々と打ち合せを重ねながら今回のライティングを行いました。会場構成、そして、それぞれの作品について、さらに全体のストーリーをふまえながらのワークとなり、現場で光の効果を何度も確認しながら、展覧会の個性と魅力を映し出していきました。日比野氏はさらに「照明は、明るければよいというものでもなく、1つ1つに仕切りがつけられない光の演出には、特に全体のバランスが重要になる」と語り、「この展覧会もそうだが、空間にはストーリーが必ずある。それを照明が決定的に運命づける」と、照明デザインの重要性を強調されました。マックスレイにとっても、展覧会の会場全体の照明デザインをディレクターとコラボレーションしながら手がける貴重な機会となり、ライティングの新しい可能性を、展覧会の全体構成という側面から追究できたと言えます。 |
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| 動線をシャープに示すLEDのライン |
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日比野克彦氏とセイコーインスツル株式会社の「時の目盛り」の展示 |
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マックスレイとのコラボレーションについて語る日比野克彦氏 |
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